どこのプロダクションがいい?
自分が芸能活動をしたいと思ったとき、どこかのプロダクションに入るのが一般的ですがさてどこのプロダクションを選べばいいのか?そんなことを一度は考えたことがあるでしょう。
今回はきっと誰も教えてくれないであろう、「芸能プロダクションの選び方」についてお話したいと思います。
①どこに入りたい?

やっぱり大手プロダクションに入りたいという人は多いでしょう。
芸能のことを知らない人ほどそう思うでしょうね。大手に自分が所属できれば友達や知り合いからすごいねと言われるでしょう。しかし、それが目的ならばあなたは間違ってます。そんなミーハー心ではとてもじゃないですが芸能はやっていけません。
厳しいことを言いますが、あなたがそこに入れるかどうかは全くの別問題です。
これは応募オーディションに限ったことではありません。スカウトでも同じことです。自分の希望するプロダクションに合格し所属することができるかどうか?
純粋に所属として入れてくれるところもあれば、系列会社養成所で費用を請求するところもあります。
そのことを理解しておいてください。
誰も言わない本当のこと
ごめんなさい。ちょっと厳しい言い方ですが、本来プロダクションというのは「タレント、女優、俳優、アイドル等で可能性があると見込まれた人」が所属するところです。
それ以外の人は、「見込みはないけど費用負担してもらって生徒としてレッスンにでも通ってもらいましょうか」ということになんです。
有名であればあるほど希望者が集まります。それだけビジネス展開ができるということです。だからどんなに通っても生徒さんとして扱われている以上、タレントや俳優になるは難しいです。その他、登録料、レッスン費、写真代等請求してくる芸能プロダクションはハッキリ言って自分が成長する将来的可能性はゼロですから辞めたほうがいいです。
②所属できたとして次の問題はここ

あなたはその事務所のどの程度のポジションまで行けるかどうか。これには地道な努力も必要ですが、才能、容姿も大きく関わってきます。
所属できても仕事が全く取れず契約終了する人、契約解除される人も大勢いる世界です。それに加え、会社が大きければ大きいほど、所属人数が多いため事務所内での競争率が凄まじいです。10代の女性が「10人」の事務所と「1000人」の事務所。その競争率は一目瞭然ですね。
複数のプロダクションからスカウトされている人の場合

休日に原宿を歩くとルックスの少し目立っている人は1日で5~10社スカウトされます。複数のプロダクションやモデル事務からスカウトされて、どこがいいのか迷っている。という人いますよね。その場合の、事務所の選び方についてお話しますね。
まずこの場合ですが、とりあえず全部面接に行ってみるのも一つの方法です。
面接に行けば合否の結果もわかりハッキリしますから。
面接へ行って果たして「自分のことをモデルやタレントとしてプロモートしてくれる会社」がどれだけあるか?ということになります。
実は「レッスン生の話だった」ということもあれば、良い事務所(入りたい事務所)なんだけど「面接が通らなかった」という場合もあるからです。
特に大手の場合はスカウトでも落選することが多いです。最終的に合格までいき所属できる人はごく僅かです。
どこの事務所も合否を決めるのは事務所の社長またはトップクラスの人です、声を掛けた人ではないんです。
※結局、複数からスカウトはされたけど自分のことを純粋に迎え入れてくれるところがなかったなんてこともあるんですね。ですから「自分で選ぶ」って実は意外と言えない立場だったりするんです。
全て事務所負担でやってくれるところは、なかなか面接に通らないのが実情です。もしあなたが合格をいただけたのなら一生懸命そこで頑張ってみるのが良いと思います。
会社がリスクを負って自分のことを売り込んでくれるのが本来の芸能プロダクションです。
※最近はTwitterやInstagramなどのSNSからスカウトすることも増えているようで登録料は免除になるがレッスン料を払ってモデルをやりませんか?などというのも多いです。何度も言うようですが本気で芸能を目指しているのであれば費用のかかる話は絶対にオススメしません。
最後に
東京だけでも100を超えるプロダクションやモデル事務所があります。それぞれの事務所には看板モデル、俳優がいますが、自分のことを一人の新人モデル・役者・俳優として扱ってくれるところに出会えればとてもそれは幸せなことだと思ってください。
事務所の大小ははっきり言ってあまり関係ありません。
それよりも自分のことを必要としてくれているところと出会える。それが芸能を目指す人にとっては一番大切なことだと思います。
このブログを読んでくださった方が、良い人・事務所と巡り合えますように。